
ポタリング用にどんな自転車を選べばいいか?悩みどころますよね。どうせなら、ポタリングをしっかり満喫できるものがいい。もしそうお考えなら折りたたみ自転車がオススメです!
折りたたみ自転車なら、
ポタリングをゆるく楽しめます。
長い距離を快適に走りたいか、輪行中心にしたいかで選ぶべきタイヤのサイズや車体の重さなどは変わってきます。走りに目を向けたりメンテナンスなどを考えるとクロスバイクやロードバイクが良い場合も、もちろんあります。
ですが、ポタリングの良さを手軽さに求めるのなら、折りたたみ自転車はきっとあなたを満足させてくれるでしょう。
具体的に上記のメリットについてと、あえて折りたたみ自転車にしなくてもいい人がどんなタイプなのかも、一緒に挙げていきますね。
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車体がコンパクトなので小回りが利く

折りたたみ自転車などのミニベロ(タイヤ径が小さい自転車)は、車体が一般的なシティサイクル(いわゆるママチャリ)よりも軽くロードバイクなどより小さい分、狭い所をすり抜けたりなど小回りが利きます。
その分ハンドリングが安定しにくくなったり、ペダルを漕いでいない時に惰性で走れる距離が短くなるデメリットはありますが、漕ぎ始めからの走りがスムーズなので、ストップ&ゴーの繰り返しになる街乗りなどのポタリングはロードバイクなどよりも得意です。
輪行などが手軽に楽しめる

輪行。鉄道など公共交通機関を使って自転車を持っていき、旅先で楽しむポタリングの楽しみ方のひとつです。ポタリングを始めて自転車の良さが分かってくると、輪行にもチャレンジしてみたくなるのはポタリング初心者あるあるです。
ですがJRなど鉄道に自転車を持ち込む場合、輪行袋などの専用のバッグに自転車のパーツが露出しないように各鉄道会社が規定する大きさ以内になるよう、収納しなければなりません。
ロードバイクやクロスバイクでも輪行はできますが、タイヤなどを外して輪行袋に収納しなければなりません。袋に収めるまでの一連の作業に15~20分。慣れてきても10分はかかると考えた方がいいです。それが自転車を収納する時と、出して組み立てる時にかかる手間に…。
その点、折りたたみ自転車ならほとんど車種が工具も使わず、早ければ数十秒で折りたためます。袋に入れる方が時間がかかるくらいです。1~2分で準備完了!
しかも上の画像を見れば一目瞭然ですが、左の折りたたみ自転車と右の(おそらく)ロードバイク、重さはおそらく似たようなものかもしれませんが、断然折りたたみ自転車の方が持ち運びの邪魔になりません。

え、こんなに大きさに違いがあっても重さは似たようなもの?
確かに折りたたみ自転車って折りたたむ部品がある分、重いって聞いたんことが…



クロスバイクと比べても平均で2~3㎏は重いっていうね。ロードバイクはもっと軽いんですって!
でもフレームの素材やタイヤのサイズ次第で、折りたたみ自転車も10㎏切るモデルはいくらでもあるよ。
輪行など持ち運びの頻度が多い人は、14~16インチのタイヤサイズでアルミフレームの折りたたみ自転車がオススメ!
折りたたみ自転車では20インチのものが比較的スピードも出て快適に走れるものが多いのですが、16インチのものでもシティサイクルよりは快適に走れるものもあるので、自転車に速度などスポーティーなものを求めないなら14~16インチのものが重さ、折りたたみ時のサイズなどの面でも扱いやすいです。
駐輪スペースに困らない


例えば一人暮らしの場合、ワンルームマンションで駐輪場がない…なんてこともあります。
また、ロードバイクやクロスバイクなど高価な自転車は盗難が怖くて、駐輪場があっても停めにくいですよね。
折りたたみ自転車もモデルによってはなかなかお値段がするものですが、折りたたんでしまえば玄関や室内にも置けるのが強みです!(もちろんクロスバイクなども輪行のときみたいにばらして屋内に持ち込めます。でも…めんどくさいかも)
コンパクトに折りたためるものなら仕事場でもデスク下なんかに置けます。カフェとかでも顔なじみの所なら折りたたんで持ち込みできる所もあるかも…(※これは事前に確認を。汚れとか他のお客様との兼ね合いでダメな場合が)
車載も気軽にできる


分解せずに車で持ち運ぶ場合、折りたたみ自転車ならサイズ次第で軽自動車にだって載せることができます。振動や急ハンドル、急ブレーキに備えてベルトなどで固定したり、汚れ対策にマットやシートくらいは必要ですが。
他の自転車だと最低でも軽ハイトワゴンなど広い収納スペースを持つ車でないと中に積み込めませんし、それ以外の車種を使うならカーキャリアなど専用の装備を取り付けなければなりません。
もちろんクロスバイクなども簡単にタイヤを外せるものがあるので、そういう手間を惜しまないなら選択肢は広がります。
折りたたみ自転車そのものがカワイイ!!


ポタリングのいい所は、あちこち寄り道するのが目的なのでそんなにスピードにこだわる必要がないこと。だから服装もカジュアルでOK(足元はスカートなどひらひらのものだとチェーンで汚れたり巻き込まれるかもしれませんので、気を遣った方がいいです)。
そんなカジュアルな装いに折りたたみ自転車のコンパクトでかわいいデザインが凄く合います。中にはビックリするようなデザインのものまで。
上記のように輪行など機能的に使う為に折りたたみ自転車を選択…というのがベターですが、ある程度のデメリットに目をつぶってもファッションで乗っちゃうのもいいのではないでしょうか?
自転車を漕ぐこと自体が楽しくなってきたなら、ロードバイクやクロスバイクの購入も検討してみてください。
あえて折りたたみ自転車にこだわらなくてもいい人とは


では、ポタリングで折りたたみ自転車をあえて選ぶ必要のない人、選ばない方がいい人ってどんな人かも挙げておきましょう。次に複数当てはまる人は無理に折りたたみにこだわらず、自分に合った自転車でポタリングを楽しんでくださいね。
1、近所など自転車で行ける範囲でのみポタリングするつもり
単純に近所で気分転換にポタリングするなら、自転車のサイズや重量は大した問題になりません。それでもミニベロはたとえ折りたたみ出来ないものでも小回りの利く街乗りにピッタリの自転車ではあります。
ですが、安価で丈夫なシティサイクルの方がお財布に優しいし、クロスバイクの方が走行する上でのストレスは少なくてすむでしょう。
2、盗難の心配がない、十分な広さの駐車スペースがある
家や車の中に収納する必要がないなら、折りたたみ機能のない自転車の方がメンテナンスできるお店も多くて安心です(次項参照)。
3、近くに折りたたみ自転車のメンテナンスを頼めるお店がない
折りたたみ自転車は折りたたむために複雑なギミックが組み込まれており、一般的な自転車店やホームセンターには交換の部品や整備できるスタッフがいない場合があります。
ネット通販のオリジナルブランドのものはもちろん、有名な海外メーカーのものも提携店舗でないと部品を取り寄せられない事も。
特に高価な折りたたみ自転車の購入を検討する時は、お近くの自転車店でメンテナンスをしてもらえるか、もしくは通販サイトで修理依頼が可能か確認してみてください。
※ユーザー自身も(折りたたみ自転車に限らず)油を差したり空気圧を管理するなど、定期的なメンテナンスは必要です
4、遠出は車載メインでそれなりの車も持っている
車のラゲッジスペースが広い。カーキャリアがある。それならどのような自転車でもポタリングを楽しめます。
5、自転車の走行性能を重視している
折りたたみ自転車でもシティサイクルよりは快適に走れるモデルが多いですが、ロードバイクやクロスバイクと同等とまではいきません。価格帯が同じならクロスバイクの方が断然走りで満足できます。
ポタリングにスピードやギアの変速数がそれほど必要かは、走行距離やアップダウンの有無に左右されます。ですが、タイヤ径(通常、〇インチと記されてあります)が小さい自転車はちょっとした段差でもハンドルを取られやすく、疲れやすいことは確かです。
まとめ
ポタリングをもっとも気軽に過不足なく楽しむために
- 小回りが利いて
- 簡単にコンパクトに折りたためて持ち運びができ
- 特に駐輪スペースや大きい車を用意しなくても良くて
- ファッションの一部としても楽しめる
折りたたみ自転車がベターである理由を今回は取り上げてみました。 もちろんポタリングの楽しみ方だったり予算、環境によっては、クロスバイクなど他の自転車も検討したいところです。
自分が思い描く理想のポタリングライフにピッタリな自転車を選びましょう!