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思いがけない春の訪れとの出会い ~ブロッコリーのもり②【前編:夜須→香我美】~

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今回は少し長い距離を走りました。目的地はもちろん気になるブロッコリーのもり

コースにした高知県香南市には、文化と歴史の断片、様々な神社があり思わず目移りしてしまいました。

なのでブログも前後編に分けてお届けします。この季節だからこその景色も取り上げましたのでご覧ください!

目次

夜須に来たら可動橋と手結内港

香南市夜須町のヤ・シィパークからスタートし、なぜか目的地と逆方向に走り出したのは…

そそり立つモノリスもとい手結港可動橋を見に来ました!!何度見ても震えるほどカッコいいので!

えぇ…本日は普通の橋になってました…皆さんはちゃんと時間確認して見に来てくださいね。(画像は前に撮ったものです)

とはいえ、ここ手結内港もすごく歴史を感じさせる石積みの港。一見の価値ありです。

よさこいネットで見ると、また手結港→可動橋→内港とぐるっと見回している映像を貼っています。対比が素晴らしい!

漁港だから海上交通の守り神、金毘羅大権現をお祀りしているんですね。

ブロッコリーのもり①でもちらっと紹介した江戸時代の土佐藩の偉人、野中兼山が手掛けたとされる日本最初の本格的な掘込港湾とされる手結内港。

江戸初期では最大級規模の水域を誇っていたとのこと。野中兼山、マジ土佐インフラの神です。

あの奥に見える橋が手結港可動橋です。次は動いている所見られるといいなぁ。

香我美の旧道へと

手結を後にして一路、西へ。国道沿いから香我美の旧道を走っていると目の端に気になる案内板が…

狭い路地を恐る恐る入ってみると…

細木養拙という書家を偲んで作られた『筆塚』とその案内板がひっそりと建っておりました。香南市には歴史のある文化財などにこうした案内板が。

特にここ香我美から赤岡への旧道周辺には主に江戸時代後期から明治大正時代の文化財があり、歴史好きには興味深いポタリングルート。案内板を見つけるとちょっとテンション上がります。

香我美の春を告げるイベント、チューリップまつり

前から気になっていたお店を捜しに脇道に入ると…

かがみ花フェスタチューリップまつりが始まっていました!ふらりと立ち寄ってみました。

※かがみ花フェスタチューリップまつりは例年3月中旬~4月上旬に高知県香南市香我美町岸本(ごめんなはり線香我美駅北側)で開催されるイベント。四国最大級とも言えるチューリップまつり。

この日(3/16)はまだ咲ききっていない様子でしたが、この記事を上げる3月末にはかわいいチューリップで埋め尽くされているでしょう。上記リンクの開花状況をご確認ください。

ごめん・なはり線からも列車の窓からチューリップで彩られた会場を見下ろすことができます。

まさにチューリップまつり、下から見るか?上から見るか?

会場の中やすぐ目と鼻の先に鳥居が目立ちます。

なぜか迫力ある彫刻が…この日も彫刻家の先生?が、木を切ったりノミを打ち付けておられました。まだまだ増える?

天災は忘れたころにやってくる…

チューリップまつり会場を出て香宗川に差し掛かったところに、飛鳥神社がありました。ここには安政地震の碑という史跡が。

かつて香我美や赤岡のみならず、日本各地に深刻な被害をもたらした安政南海地震、安政東海地震(1854年)の被害を伝える石碑などが全国各地にあると言われておりますが、香南市や香美市にも数カ所こうした史跡が残されております。

西日本沖に広がる南海トラフを震源にした大規模な南海トラフ地震が、今後30年の間に起こる確率は70~80%という予測も。

東日本大震災が起きてしまい、巨大地震や津波の恐ろしさは時を経ても変わらない事を思い知らされた私たち。

先人たちがこうして遺してくれた教訓にいま一度注目し、油断なく備えていかなければと思いも新たに香我美の町を後にしました。

後編へ続く。

海沿いの道

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